2017年10月19日木曜日

エゴマ油、一番搾油いたします。

エゴマ生産者の方、1kから搾油いたします。

いよいよ収穫の時期です。
品質を見極め、搾油させていただきます。
ご家族のために、必要とされる方々のために、
品質お良いエゴマ油は、その健康効果も優れています。

洗いは、すすぎ洗いの水がきれいになるまで
洗いましょう。

決してごしごしこすらないように!

エゴマの酸化は

傷、高温、湿気で起こります。

脱穀からが、エゴマの本当の腕の見せ所です。

余裕を持って、当たりましょう。

皆様のエゴマ、お待ちしています。

搾油のお申し込みは、下記申込用紙に書いて、ご連絡ください。


        搾油委託料金表
えごま搾油
6㎏まで一律
4200円

6㎏から1㎏あたり
700円
※①固いえごま搾油
4㎏まで一律
4200円

4㎏から1㎏あたり
1050円
 瓶代
透明1本
120円~


遮光1本
150円~
※②持込瓶(販売用)
1本
50円
ラベル代(表、裏)
1本


各10円
※詳しくはお問い合わせください
※水分量6%以上の場合、除湿代金を申し受けます。
※唐箕代など、状態によって手をかける場合があります。
いつも白川えごま搾油所をご利用頂きありがとうございます。
2017年6月より搾油業務を両親のGOEN農場より引き継ぎラオンジェナが運営しております。

追記:諸般の物価値上がりにより、搾油料、瓶代の値上げをさせていただきました。
   今後とも、えごまの状態を見極め、きれいな油をお届けできるように、愛情込めて
   油に加工させていただきます。
   よろしくお願いいたします。(2023年11月)


※①固いえごまとは噛むと皮が固く、色も白やピンク、うすい茶色が混ざったものです。油量が250g/1㎏と少ないため搾り粕が多く、搾油後の機械動作に支障が起こる為、1回に入れる量を4㎏までとしています。その為搾油料を改正させていただきました。

※水洗い:水洗いしていないエゴマについては洗い代金を申し受けています。

5キロまで、1800円  5キロ以上1kg350円

※除湿無加温乾燥代:搾油可能な乾燥具合は水分量5%台となります。お持込されたエゴマの水分を測り、6%以上は、除湿乾燥室にいれ、5%としてから、搾油いたします。持込後に水分計で測り、6%以上につきましては、1%、1kg当たり50円申し受けます。

10%以上は、保存中のカビや酸化に繋がるため、早急の除湿を要しますので150円いただきます。

※唐箕選別代:唐箕をお持ちでない方が、ごみの多い場合、油の品質を左右いたしますので、唐箕をかけることがございますので、その場合、1キロ当たり220円5キロまで1100円申し受けますのでご了解ください。

エゴマの粕にはカルシウム鉄分、食物繊維もたっぷりです。
お餅に入れたり、様々な料理に利用できます。
レシピ集も1月にできますので、参考にしてください。

白川エゴマ搾油所行 搾油申し込み書(同封、またはFAX
氏名

発送日   年   月  

住所
  

電話

FAX


携帯


   

      kg
品種

黒種  白種  混合色

乾燥は、充分できていますか?      
     △    ×

洗い
済   未洗い


ビン
90g   
110g
140g
180g
270g
持込します。

110g
遮光ビン
180g
遮光ビン

油粕
戻す    戻さない

出来たら宅配便ですか?引き取りにきますか?
宅急便   引き取り

ラベル希望
表ラベル(希望有 無 )自家用ビンにはつきません。
裏ラベル(希望有  無 )ただし、再使用ビンには付きません。

備考
 


テキスト ボックス: 搾油依頼、送付先、お問い合わせ先   白川エゴマ搾油所
〒509-1222 岐阜県加茂郡白川町下佐見1570-2  
白川えごま搾油所直通電話、FAX開設しました。 TEL/FAX 0574-80-0026
 (ラオンジェナ内白川えごま搾油所) 携帯 080-3636-4907(服部 充気)
搾油依頼、送付先、お問い合わせ先      白川エゴマ搾油所
〒岐阜県加茂郡白川町下佐見1570-2
搾油所直通電話、FAX  開設しました。  TEL/FAX  0574-80-0026
白川エゴマ搾油所       携帯080-3636-4907 (服部充気)


2017年1月17日火曜日

顔の見える搾油所でしぼったエゴマ油を手に入れよう!

エゴマ油の品質は、何で決まるのか?
当たり前の事ですが
エゴマの実の品質の良し悪しで決まります。

えごまの品質は、湿度、高温、傷、空気に触れる事で、劣化し、食用にはできなくなります。


写真右下のえごまは、今年初めて集団で栽培されたもので、コンバイン収穫されたものです。収穫時に傷がついたものです。

搾油依頼が来た時点で湿度が20%あり、乾燥不十分、洗うと写真のように白く皮の剥けたエゴマが水に沈んで、1割以上捨てなくてはならないものでした。

コンバイン収穫には、エゴマの弱点である柔らかさ故に傷つきやすい事を克服した機械と運転技術がいるのですが、聞いてみると、初めてで、面積も多くお米脱穀の要領でガンガン脱穀したようです。

今年は、エゴマブームで、栽培を始める地域や農家が爆発的に増えましたが、その分こういった失敗がでてきて、この場合に即乾燥、洗いをしたため、食べられないものではなかったが、味の点で問題を感じたので販売はストップをかけさせてもらった。

今年、乾燥不十分で持ち込まれ、受け取り時点での早急な除湿処理ができず、搾油所の保存中にカビの発生があり、全てが食用にはならずに工芸用としなくてはならないエゴマがありました。生産した方はがっかりで、こちらも搾油が混んでて、ビニール袋での保管だったためと、悪条件が重なり、大変申し訳ない事となった。
それからは必ず持込時点での水分確認と味見をしている。


長年やっていてもこんな失敗があるので、搾油所は、搾る前にえごまの実の品質を見分けれなくては品質の悪いものが流通してしまう。
だから、信頼できる搾油所で搾ったエゴマ油を購入されることをおすすめする。

今のようなブームが来る前から、コツコツと栽培し、エゴマの良さを伝道してきたのが、日本エゴマ普及協会の会員搾油所です。


会員の搾油所はもう、10年以上栽培と搾油をしているので、品質の良し悪しを見分けられる力がある。色々失敗を乗り越えてきたからです。

エゴマはとてもデリケートなんです。湿度と高温度、傷、空気に触れることに、万全を期すことが重要です。
このように栽培すればおいしいオメガ3ライフが送れます。

栽培していないで、輸入したり、生産者から買い付けたりして搾るだけの業者さんのエゴマ油は、そのデリケートさを知れないから、どうしても品質の見分けがつかない事になってしまうのではないかと思います。

そして、国内の栽培者が、もっとふえるためにも

購入する場合には、栽培者の運営している搾油所で搾ったエゴマ油を優先して購入して欲しいと思います。そういった顔の見えるエゴマ油に出会ってほしいと思う。

日本エゴマの会を平成9年ころ立ち上げ、日本にエゴマ栽培と、農家が自給するために、搾油所を設置することを広げた故村上周平さんの、エゴマ油の自給節を思い出します。

そして、この村上周平節に伝染した農民があちこちに会を作り、自給し、余ったエゴマを油にして、細々と販売してきたのが、日本エゴマの会です。

そして、日本エゴマの会は、これからも変わらず、リノール酸過多やトランス酸、遺伝子組み換え油の害を伝え、医療費が、少なくなるエゴマ油の活用を伝えながら栽培していく仲間を応援しあいます。


加工品に使われている植物性油(ほとんどが体に良くないトランス酸や、パーム油、キャノーラ油を原料としています)を使いながらのエゴマ加工品は、エゴマの効用を台無しにします。

エゴマの恩恵は、凄いものです。どうかありがたいエゴマの恩恵を最大限いただいて下さい。

購入する方は、植物性油を使ったえごまケーキやえごまクッキーは、ただの嗜好品としてお買いになるのはご自由ですが、えごまの効用は、台無しにしています。

できるだけ生の実で、生産者からいただいて下さい。

その場合、最低でも100g400円以上で、お買い求めくださいね。

農家に入るお金は、持続するために必要なだけなくてはなりません。農家とは命を支える安全な食べ物を提供する尊い仕事です。そしてできるだけ農薬、化学肥料に頼らない農家さんのものを購入し、そんな農家を増やす努力をしてください。

0.5a栽培すれば、1年分の1人分の油がいただけます、反対に1年分のエゴマ油は尊い0.5a分の誰かの働きでいただけるのです。貴重な油なのですから、大切に恩恵を生かしていただきましょう!

長いブログになってしまいましたが
傷つけられて収穫されたエゴマたちの呟きを代弁したくなり、書きしました。