2016年11月4日金曜日

搾油所つれずれ


今年もすでに多くの新規の搾油依頼者のお電話があり、
ますます作る方が増えてきてうれしい!

2016年今年の2月頃?の記事です。

毎日のように、宅急便で、エゴマが届いたり、直接持って見えたりしている。
ようやくピークは過ぎたが、どの人も心待ちされているので
なるべく早くの搾油を心がけている。

昨日は九州に行く時に持って行きたいからと、Oさんが搾りたてを取りに見えた。在来の白種だが、1キロ420ccも搾れ大満足。品質の心配をされていたので尚更嬉しそうでした。勉強会参加以降エゴマの粒を10g毎日食べておられ、体の痛みの持病が軽くなっておられるらちしい。嬉しい事です。

とにかく生のエゴマ粒を1日10g、大さじ山盛り1杯!食べてみる気になられたようです。まだまだこれからやりたい事のある方だ、体も頭も軽くして活躍していただきたい!
エゴマ食が、たんまり出来る生産者ならではの醍醐味です。

また、今日は6ヶ月のお子さんを連れて若い夫婦がいらした。
かわいいSちゃんの為に油の話に熱心に耳を傾けて下さった。
生のエゴマをナッツ感覚で食べるといいよという話から、

そもそも人も含め、動物は生食で、生きてて、
生食の割合が少ないと人として命を健康に保つようには出来ていないのではといった、
たり前だが、初めて聞く話で何かを感じてくれたようだ。

先日中島正さんという自然卵養鶏を伝授して下さった方と、晃さんが再会した。
実はこの方、30年前から生食の実践者でした。

お米やトウモロコシも缶に入れてぽりぽり!
歯もしっかりされてて、奥さんの手料理も一食位食べるがこちらが主食だと言ってらした。今、94歳、まだ本を出版されお元気だ。

何百年と人類は生を食べてきたし、加熱した上に、不自然な加工したもので命を養えるようには、進化?出来ていなく、やはり生が必要なのだと書いていらっしゃる。
最近、私が知ったこれも大変歴史あるローフードの考え方を、
50年も前から実践されている正さんの著書に見つけたのも、
私がエゴマの生食を勧める事への確信となった。



毎日届くえごまの宅急便と、出来た油を取りに来られたり、
エゴマを持って見えたりする方々と出会え、お話しする中で、
こちらも、技術と心の進化させてもらっている。

本物、国産、有機のエゴマ油を大切に誠実に搾らせていただこう。
エゴマを食べたお母さんのオッパイを飲んでる赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。
健やかに!育ちますように!

エゴマを油にして販売するお手伝いしています。

今年の収穫したエゴマ、
搾油請け負ってます。

遠方からの問い合わせもあり、
続々と集まってきてます。

エゴマの状態も見定めて、栽培や調整のアドバイスもさせていただいています。
エゴマ搾油の申し込み方法搾油申込書をご覧ください。



2016年8月11日木曜日

エゴマの実の保存は冷蔵、冷凍で!

暑い時期ですが、搾油のご依頼がぼちぼちあります。
ホームページを持っていないので、このブログを見れた方が遠くから連絡をくださいます。


この時期のエゴマは、品質が良い状態かのチェックが大事です。

エゴマは一昨年の種では発芽が落ちることでわかるように
品質保持が難しいです。
もっとも、自然のものはお米でも春先から虫がつづってきますので
自然の摂理であたりまえなのですがね。

皆さん生でえごまを食べる習慣がないので、
取れたての冬のエゴマを食してないために品質が変わってることに気が付かないんですよね。

よく乾燥して(水分量10%以下)
冷暗所で真空で保存、
又は、8度以下で保存としてください。

もっと低い温度でしたら、1年以上保存できます。

どちらにしても、収穫後の乾燥、洗いや、洗った後の乾燥、によって品質が左右されますので、湿気、高温、傷のエゴマの3敵に注意して行ってください。

そして、
11月頃の美味しい実を必ず生で味わって
自分のエゴマの品質物差しを持ってください。
4月頃に味が変わってきたかな?とか、酸化してる!とかがわかってきます。

酸化しているエゴマの実は
体にはよくありませんので、食べてはいけません。
そのエゴマから搾ったエゴマ油も体によくありません。
むしろ害があります。

当然ですが、当搾油所では、酸化しているエゴマを搾油させていただくことはできませんのでご了解ください。

油という加工品がその原料の質に左右されるのは一番搾りだからです。
丸ごとエゴマを圧搾しています。

エゴマ油でも透明のサラダ油のような色のものが販売されていますが、
それは、元のエゴマが、多くを輸入しているので、品質が保証できない事もあるせいでしょう。また、一度に何十キロも搾る大型の機械のためでしょうか、搾った油を精製しています。
そのため、エゴマ油に含まれている天然の抗酸化物質や、ガム質、リン脂質、ルテインおいった栄養もなくなってしまいます。抗酸化を保つために、原料を見るとビタミンCが添加されているのはそのためだと思われます。

さあ茂りの夏を超え、エゴマの花芽が突き出す季節となりました。

収穫には余裕をもって、良品質収穫に心掛けましょう。

摘心は今の時期までですよ。
よく育ってて、まだ摘心されてないのなら、てっぺんの突き出てるのだけでも摘心しておきましょう。